コトバ屋 -平良吉章のブログ

心に響く言葉が人生を変える。

配慮と支援が必要な子どもたちの心を支えてきた先生の言葉。

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約4分

頑張るけど無理しない

限界を知る。

限界は変わる。

この言葉は、ある中学校の教師(この記事では「A先生」と記しますね)が考えた、配慮と支援が必要な生徒たちの教室に掲示されている言葉です。

この言葉には、A先生の経験から導き出された子どもたちに対する思いと願い、そして「あなたたちはありのままで素晴らしい存在なんだよ」というメッセージが詰まっています。

配慮と支援を必要とする子どもたちの多くは、定型発達の人たちに合わせた社会で生きて行くために、わかりづらいかもしれませんが、とっても頑張っているんですね。

よく例えられるのが、水鳥です。水鳥は優雅に水面を泳いでいるように見えますが、実は水の中では必死に足を動かしています。

発達が気になる子や配慮と支援を必要としている子どもたちも、水鳥のように私たちには見えないところ(脳や身体の中)で、私たち以上に頑張って頑張り過ぎている時があるんですね。

そして、それは学校生活においても同じです。

A先生は、子どもたちが周囲の人の期待や言葉に影響されて無理して頑張ることで、登校したいのにできないケース、2次障害や中学卒業後に息切れしてしまうケースをたくさん見てきました。

周囲の人に合わせて多数派の価値観に合わせて無理して頑張ることは、自分を否定することになります。

自分を認められないと、どんなに勉強を頑張っても、どんなに努力をしても自己肯定感は低いままなので、必ずどこかで心が折れ自分に諦めてしまうんですね。

子どもたちはみんな頑張ってます!

現状の義務教育では、この子たちはどうしても無理をして頑張らないといけないことが多々あります。

そんな子どもたちに、「頑張らなくてもいいんだよ」と本当は言ってあげたいけど、白黒思考の特性を持っている子が多いため、チャレンジせずに諦める子になってしまうことを心配し、「頑張るけど無理しない」という言葉を考えられたのだと、A先生の子どもたちに対する接し方や“やさしく明るく楽しく手厚い支援”から私は感じました。

配慮と支援が必要な子どもたちの多くは「これ以上やったらダウンする」ということがわかりません。

また自分の心と身体の状態を伝えることが苦手なため、周囲の人も頑張り過ぎていることに気付かず、どうしても無理をしてしまいます。結果心が折れて何もできなくなってしまうんですね。

一方、中にはチャレンジせずに「どうせできない」と諦めたりやろうとしない子もいます。

そんな先の見通しが立てられない子どもたちにA先生は、「自分の限界を知る」そしてその「限界は成長し経験することで変わる」ということを知って欲しかったんだと思います。

時間をかけて言葉を受入れる

子どもたちが自分らしく楽しそうに教室で過ごしている様子を見ると、A先生の思いと願いが詰まった言葉を子どもたちは受入れているんだなぁと感じましたし、中にはこの言葉で救われた子もたくさんいると思います。

実際に卒業後もこの言葉を支えに自分をしっかり感じながら生きている子もいるんですね。

私たちの子どもたちに対する思いや願いは、1人ひとりのオリジナルな成長を保障し、そして子どもたちが困難を乗り越えられるように明るく楽しく接しながら、お膳立てをしてあげれば(与えてあげれば)、やっぱりこの子たちは私たちのメッセージをしっかりと受け取って、その子なりに成長してくれるんだなぁと、A先生と出会って改めて感じました。

想いのある言葉って本当に素敵ですね!

最後に

今日はA先生の素敵な言葉を紹介させてただきました。

A先生が考えられた言葉をご家庭で子どもに教えたり、部屋に掲示することはとても難しいと思いますので、A先生のように学校でこのようなメッセージを教えてもらえると親も助かりますし、とってもありがたいですよね。

私自身、発達が気になる子に関わるお仕事を通じて、カウンセラーとしての仕事を通じて、心と身体がよくなった経験を通して、言葉の力の偉大さをこれでもか!というくらい思い知らされました。

言葉を変えるだけで、子育ても人間系も上手く行くようになり、願いが叶ったり、運がよくなったり、病気が治ったり、人生が上手く行くようになるんですね。

なので今私は、自分自身が経験したことや学んできたことを、肩の力を抜いてワクワク楽しみながらブログや動画、かわいい手書き文字などで、言葉の素晴らしさと大切さを伝えています(^^)。

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